概要
青い目の人形は昭和2年に米国宣教師シドニー・ギューリック1世が政治的緊張が高まっていた日米の緊張緩和と友好のために働きかけ、アメリカ合衆国から日本の小学校などに贈られた人形の事を言います。人形には衣装や体形などのデザインも多数あり、鳴いたりする仕掛けのある人形もありました。しかし太平洋戦争のころに「敵国の人形」として、かなりの数が処分されてしまい、実際約12000体贈られたうち約300体ほどしか確認されていません。終戦後、昭和の終わりまでの間に、隠されていた人形たちが発見されるたびに、テレビで放映されたり書籍も発行され何度かクローズアップされてきましたが一時的なブームに留まり人々の記憶からは忘れ去られた存在となりつつありますが日米親善と平和を語る資料として大事に保存されています。現在において、ギューリック3世が中心となって「新・青い人形」を贈る活動を続けられていますが、木造校舎が鉄筋コンクリートに改築され尽くしている現在、新たな人形の発見は望めないようです。